校内暴力再来

学校問題

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福岡の中学での教師への暴行事件が話題になっていますね。

暴行を受けた教師が生徒を常人逮捕したり、暴行現場の動画がSNSで拡散されたり、それがやりすぎではないかという意見とかもあるみたいです。

私はかつての校内暴力全盛の時代に中学生をしていた人間です。私は直接暴力に加担したことはなかったのですが、尾崎豊の歌にもあるように、あの頃は大人に対する反抗の空気が充満していた時代だったような気がします。

めちゃめちゃにドロップアウトしてはいなかった私も髪をリーゼントできめて、長い学ランとダボタボのボンタン履いて、よく学校を抜け出して、近くのお好み焼き屋かなんかに、たむろしていたものです。原チャリ乗って暴走族の真似事したりもしたなあ、何だか思い出すと、懐かしい青春時代です。

あの頃も、校内暴力が酷い中学だと、教師が半殺しにされて、病院に運ばれたニュースやら、卒業式にパトカーが何台出動しただとかの、そういった話題が世間を賑わせていました。あの頃は、よくも悪くも集団でしたね。集団で大人に立ち向かう的な感じでした。

そう考えると、かつて大人は文字の通り、立ち向かうべき、大きな人だったのかもしれもせんね。

今の事件に思うに、大人はそんな大人なのでしょうか?

今大人になっている私たちは、子供たちから見て、大きな存在でいられているのでしょうか?

甚だ疑問です。

今の時代は、弱きものを保護する時代です。対等ではない時代なのです。人と人が対等に対峙できない時代。弱きものたちとカテゴライズして保護しようとする風潮。セクハラやパワハラ。働き方改革。障害者に対する保護。低所得者に対する保護。子供たちに対する保護。それが、かっこいいし、そうしている自分が満足できるからではないでしょうか。保護する側も保護される側もわかりやすいから、すぐにそれを主張するのではないでしようか。

どんなことも、行き過ぎることは、歪みを生む。

そんな歪みが、広がっていっているのではないでしょうか。

今回の事件は、そんな歪みが広がった事件だと私は思うのです。

体罰禁止やモンスターペアレントなどの問題で、がんじがらめの教師に対して、何かと保護されている側の生徒が、暴行を加えた事件。これ完全に逆転してますよね? どっちの立場が弱いですか? 教師ですよね。これは、職場でも起こっています。パワハラ、セクハラでがんじがらめの上司が、部下に脅されて潰されちゃうやつです。これも逆転現象です。

必ずといっていいほど、どっちの立場が正しいかという議論になる。結局立場を利用しているだけに過ぎない。だから、お互いが真摯に向き合わなければ、と思います。

対等にできませんかね。お互いを尊重して。それが円満なんですけどね。

 

中小企業の社長をしています。
現在会社売却検討中です。
年金生活者になる前に、もう一度自由な時間で夢を追いかけたいと考えています。