どんでもない総理大臣

安倍晋三はやはりとんでもない総理だった。

どうやら9月28日に召集される臨時国会の冒頭に衆議院解散して、総選挙に踏み切るつもりらしい。これにはさすがに自民党の衆議院議員も、小池都知事も、各野党もびっくり仰天で猛反発である。まさに衆議院解散という国会のシステムの悪用でしかない。

安倍さんは政権を維持することしか頭にないらしい。何だか隣国の方と似ていますね。方法は違うが、50歩100歩だと、安倍さんに教えてやってほしい。国民のことなんて一切考えてない安倍さんは、政権維持のためだけに、わざわざ解散総選挙をやるのです。あー、面倒臭い話です。我々の税金だって使われてしまいます。何のために会社経営して利益出して、高い法人税を払っているのか。一生懸命に働いたなけなしの給料から税金を払っているのか分からない。本来なら我々の生活がよくなるためなのに、それが政権維持のために使われている。

実際2014年の解散総選挙では、実に約700億円の税金が使われているのですから。

安倍晋三の選挙戦略の特徴は、争点や焦点をもやっとふわっとさせて盛り上がらないところです。2014年の衆議院選挙、2016年の参議院選挙も思い出せないくらいふわっともやっとして盛り上がらない選挙だったという印象しかない。小泉政権の時は、郵政解散やらでわかり盛り上がりましたが、安倍政権の場合は、それが全くないのです。

今回の解散は、憲法9条改正や全世代型の社会保障制度改革を主要政策として訴える意向で、消費税率を10%に引き上げる際の使途を組み替え、子育て支援や教育無償化の財源を拡充する案を打ち出すらしいが、いまいち分かりづらく、森友・加計問題の疑惑隠しと野党(特に小池新党と民進党)が準備不足のうちに仕掛けて勝ちに行くという戦略しか頭にないのでは、と思わせるに十分である。

さて、本当に帰国後解散に打って出るのか、もしそうなったら、国民はどう答えを出すのでしょうか。また盛り上がらないまま、低投票率で自民党が圧勝するのでしょうか。それとも、、、。

話は逸れるが、9月16日、東京・六本木に「注文をまちがえる料理店」が期間限定でオープンしたそうだ。ウエイターがすべて、「認知症」を抱える人という、ちょっと不思議なコンセプトのレストランで、ニュースでも取り上げられていて話題になっている。詳しくは下記を参照してほしい。

注文を間違えるかもしれない、認知症を抱える人が働いている、ということを堂々と宣言している。その上で、認知症の人でも安心して働けて、お客様それを楽しめるという、しっかりとしたコンセプトとシステムによる運営方針が実に素晴らしいではないか。

このレストランの仕掛け人が言う、法律や制度を変えずに、社会的寛容を持つことで、新しい価値観をこの不思議なレストランから発信したいという思い。ぜひ安倍さんに聞かせてあげたいですね。

安倍さんも正直に格好つけずに本当のことを国民に話してほしい。政権維持のためではなく、負けるときは潔く格好よく散る覚悟で、この国の未来を考えていただきたいと願います。

中小企業の社長をしています。
現在会社売却検討中です。
年金生活者になる前に、もう一度自由な時間で夢を追いかけたいと考えています。

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